いよいよ 後半戦の始まり。
0509時 おいぞ〜のドライブで 再スタート!
おいぞ〜を送り出した後のピット。
半ば ごちゃごちゃになっている・・・・・。
考えると4月か5月以来コース走ってないのに
いきなり本番しかもウェットは体がびびりまくり
ドキドキだったね。
途中雨足が弱まって良し!
と思ったのにブリ返し大河があちらこちらに…
ハイドロしまくりでした。
しかし慣れて来るとこれはこれでおもしろく
ライバルにビタぁーっと何周も貼り付いたりしてた。
途中ライバルのインテRや33のZがコースアウトして
肝を冷やした。
. よっすぃ〜 爆睡開始!
オレは1回プチロック(ブレーキ)しただけでノーミス
だんだん楽しくってきて変な麻薬出てきた所でペースカーが入り
ガスも使いきりピットに戻れの指令。あー残念
以上 おいぞ〜が語った レース後のコメントより・・・。
あ〜ちゃん お目覚め・・・・もう 遊びに行っている・・・・・居ない。
0655時 のぶりんにバトンタッチ!
コースイン!
ところが 無線が通じない! これは問題だ!
他のチームが ピットサインを出して 車と連絡しているのに対して
うちらは 全てが無線。
これが無いと 円滑な通信が行えない!
どうする! 俺たち???
無線のイヤホンは
ポケットに入っていた
自前のものを装着していたが、
これでは聞こえないらしい。。。
それに気付いたのはコースに出てから
だったので後の祭り。
「イヤーヌケ」とサインが出た。
イヤホンを確認してみたがちゃんと刺さっていた。
配線が特殊だそうで。。。
忘れていた。
しかし 夜明けのもや と言おうか 霧がすごい。
視界が全く無い!
どこかのチームが コースをとび出した!?
回収が必要?
体が醒めてきたぞ、と思ったら
最終コーナー出口の上り坂に体を右半分、
ダートに落としてシルビアが止まっている。
霧が濃くなってきていたので
「SCでるかな」と思ったが、
赤旗が出た。
オイルも漏らしていたようだ。
雲行きは激しく動いており、
2〜30分で霧は晴れるだろうと
思っていたが、その予感は的中した。
のぶりんがコースインしてから 数週で フルコース レッドフラグ!
競技中断である!
ピットに戻るのぶりん。
0700時 赤旗にて ひとまず 計測システム 停止!
レースは 此処までを第一ヒート 以降を第二ヒートとする 2ヒート制となった。
第一ヒートでは 総合6位 クラス優勝 546ラップを刻んでいた。
赤旗期間中は 車には一切触れられないが ドライバーは降りてもかまわない。
何をしてもいい。
ひとまず 降車。 降りる分には 何でもあり。
のぶりんを車からおろして 一旦ヘルメットを脱がして 無線の確認。
耳にイアホンをテープで固定。 ヘルメットを装着!
めがねが くもるんだよねぇ なんかしないと・・・・・。
再接続を確認して のぶりんが乗車。
キャンボーイ?????
キャンボーイのいなくなった後 パラソルの下で いったい何が????
ぢゃん! これでめがねは 曇らなぁ〜い! 満足ののぶりん。
結局1時間20分も止まっていた。
暇つぶしで 車内から写真を撮りまくるのぶりん。
朝の気温の低い時間帯とはいえ湿度が高く、
汗が引かなかった。
この時間帯にもかなり体力を消耗した気がする。
今思えば車から降りていればよかった。
このまま赤旗中断でレース成立しないかなぁ
とか不謹慎にも思ったりして。
ちょっと温泉でくつろぐ自分を想像しちゃったりして。
そろそろ 再スタートですなぁ〜 と オフィシャルさん。
0820時 第2ヒート目のスタート! 競技再開である。
やはり GTウイングは このアングル!
じゃ 頑張ってきてね! のぶりん コースイン。
セフティーカー スタンバイ!
日本国旗で 再スタート!
8時過ぎ、
ようやくシグナルはようやくグリーンへ。
後ろにBクラスの車がいたので
隊列を崩さないよう注意した。
トップクラスを争っている車は
この時間帯になってもまだ同一周回を40秒差で
走っていたりする。
のぶりん「どきどきしないスタートだねー」
PIT「ぜいたくいわない!」
が またまた 問題発生!
無線で のぶりんの声が聞こえない。
マイクがはずれたのか?
ただ ラッキーなのは こちらからの声は聞こえていることだ。
しばらくしてのどが渇いたので
ドリンクのチューブを口に咥えて
すったもののまったくドリンクが来ない。
肺活量が限界に達したときに
それがマイクであることに気がついた。
以後マイクなし、ドリンクなしの
状態に。。。
困った。。
ど〜りで ちゅっぱちゅっぱ おとがしたんだぁ←PIT
送信していないんだから そんなわけは無い!←のぶりん
リスタートからまもなく小林板金の32スカイラインが
抜いていった。
やはり登りで離される。
「なんだレースでも速いじゃん。
でも向うはターボ車だもんね、当然だよ、」
と見てみぬふり。
しばらくは追っかけたが、
3周ほどで追走断念。
雨は
ワイパー2段目と間欠で済むぐらいの雨量
の間をいったりきたり。
雨のおかげで
今回はフロントがななめにスライドしていく
感じ、タイヤのつぶれが戻る感じが
手に取るようにわかった。
特に最終コーナーではオーバースピード気味にはいって
4輪を滑らせながら進入、
出口立ち上がりで
タイヤの直進方向のグリップに
戻る瞬間にステアリングを
車の本来の進行方向へぴっちり戻して
更なる加速。
雨なりに少し走り方が変わった気がする。
16秒〜18秒で安定したラップで時間が過ぎていく。
「のぶりん 腰 大丈夫? 痛くない?
大丈夫ならライト パッ
痛かったら ライトパッパッ。」
見ていると ホームストレートで ライトを ぱっぱっ している。
「いたいんだぁ わかった がんばってねぇ〜。」← 冷たいピットクルー。
「ガソリン どぉ〜? 大丈夫なら ぱっ やばいなら ぱっぱっ。」
時間的にも きつそうかな?
「入ってくる?」 と すでにぱぱっ ぱぱっ!と 喜びの パッシング!
「入っておいで〜 じゅんびできてるよぉ〜!」
のぶりん 速攻でピットイン!
うっちぃ〜にバトンを渡した。
今回特に感じたのは、
プロチームは躊躇なくずばっと抜く、
ところが、石橋タイヤとかワイルドハーツとか
エビス耐久常勝チームはとても慎重。
疑り深〜〜い走り。
とても1位2位を走っているとは思えないほど、
抜くことに慎重で、
こちらが申し訳なくなるぐらいだった。
「キミが来てることぐら知ってるさ。
次で抜いてよ」と
ウインカー出して抜かせるようにした。
そのほうがこちらも抜かせるときの
タイムロスが少ないのだ。
ぃやぁ〜 つれぇ〜。 頭をかきかき のぶりんは語る。
0930時 うっちぃ〜にバトンタッチ
うっちぃ〜を送り出して 一安心のしゅ〜。
いつノブリンが腰痛でギブアップしてもいいように、ノブリンが走り出してから
30分後にはレーシングスーツを着用しスタンバっていた。
. 一安心もつかの間 数分後には 爆睡!
よっすぃ〜 同じく 爆睡! 意識不明!
次のドライビングまで 緊急睡眠!
9時半にハンドルが託され1周目は快調そのもので、
今回はいい状態でレースが楽しめそうなんて思った。
2周目の1ヘアへのブレーキングでブレーキペダルに圧が感じられない!
咄嗟に数回ポンピングをし、
圧を復活させてギリギリでブレーキングが間に合いコースアウトは免れた。
昨日の16時のレース開始以来今朝の4時までに担当したドライバーからは
ブレーキがスカスカになったなんて話は聞いていない。
もしかして、1時間ピットストップの時に屋根の下でとはいえ雨の中ブレーキ
フルードのエア抜きしたときにフルードが吸湿して沸点が下がっちまったのか?
無線で甲斐に「ブレーキがスカスカになりました」と伝えたところ、
「怖くない、怖くない、ブレーキなんてなくても大丈夫、
ブレーキなんて無くても問題ない、ブレーキなんて・・・・」
と某尊師ばりの説法ですっかりイニシエーションされてしまい、
あと一時間以上このブレーキと格闘することになる・・・
いつもなら走行中にピットと冗談を交えながら無線で交信するのは結構楽しい。
でも今日は、ウエットコンディションでかつブレーキがスカスカ。
レースもあと7時間以上もありペースを落とすことも出来ないので
精神的に余裕が無くなり、
甲斐から無線が入っても冗談どころか返信すら滞ってしまった。
ラップを重ねる毎にこのコンディションにも慣れてはきたが、
どうしても1ヘアだけがコースアウトと隣り合わせとなってしまう。
1ヘア以外のブレーキングは、直線区間で左足でブレーキをあおれば圧が
復活するが、1ヘアだけは圧がうまく復活せず、
どうしてもコースアウトと隣り合わせとなってしまう。
いろいろ試したところ、1ヘア手前の「100m」の看板からアクセルを離し、
右足でブレーキペダルが床につくまで大きくポンピングを3回して4回目で
ヒールトゥーで3→2にシフトダウンという方法で、
なんとか車両に無理をさせないで18秒台〜20台が出る手段が見つかった。
上位チームの同型車両はこれより10秒早いラップタイムを刻んでいるが、
そんなことを気にしてなんていられない。
ピットの中は さらに ごちゃごちゃ 何が何だかわからない?
トラブルを抱えながら、走り出してもうじき1時間半が経とうとする午前11時前、
ルーティンワークの計測器交換と一緒にドライバーチェンジすると無線が入る。
その直後に最終コーナーにさしかかるとコース上に止まっているクルマがいる。
1周してきてもまだ止っていて、イエローフラッグが出ている。
無線で「コース上に止っているクルマがいるのでSC出るかも」と告げたら、
ピットから「いつでも入ってきて」と無線が入ったので、
そのままピットレーンに向かう。
ピットロードからピットで待っている仲間を見つけて、
緊張の糸がゆっくりほどけていった。
ピットで次のドライバーのヨッシーと交代し、クルマの状態について伝達する。
ピットクルーのすばやい作業で給油も済み、ヨッシーが走り出した。
あのぉ〜 私の写真が全然無いんですが!←うっちぃ〜。
そぉ〜ですねぇ 皆 寝てましたからねぇ まぁ 運命って事で・・・・・。←他 一同。
トラブル 発生!