2007年
大人のポケバイ耐久 最終戦
悲願の優勝達成!
19日、神奈川県の足柄上郡にある中井インターサーキットで行なわれた大人のポケバイ耐久2007年最終戦に、ライダー3名・スタッフ2名というポケバイを60分レースで走らせるのに最小のメンバー構成で参戦してきました。
今回は昼間にキッズカートの最終戦が行なわれ、表彰式の後に大人のポケバイ耐久が行なわれるというかなりハードなスケジュールのダブルヘッダー。
昼過ぎに埼玉を出発した我々は、思いっきり早めに現地に到着してしまい・・・。
一通りの最終調整を済ませちびっ子たちのレースを応援しつつ出番を待つ事に・・・。
整備に余念の無い メカニック・・・・?
今日がお誕生日の○○君
体の大きさと ポケバイが合っている・・・・
あたり一面が暗くなり始め、水銀灯がスイッチオン!
30分近く遅れて大人のポケバイ耐久が開始! まずは練習走行!
ところが問題発生!
スタータージャム!紐を引いてエンジン起動する方式のスタータが紐を引いた途端に何故か食い込んでしまい全く動かない!エンジンがかからない!
勝ち負け以前に出走できないという大問題!
図解 ポケバイの正しい直し方!
(誰も写真を撮っていなかったから 漫画でゴメン!)
今回の緊急修理では メカニックを中心に 緊急オペレーションスタッフが
それぞれの仕事を分担 超効率的な修理作業を行った!
たとえ どんなにメカニックが優秀でも スタッフが気の通ったサポートを行わないと
完璧な作業は出来ないのだ!
それぞれの役割 .
メカニック >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>修理を行う中心的なエンジニア
手術で言う 外科医
車体支え係 >>>>>>>>>>メカニックの動きを見て 作業し易いように車体の位置を調整する
言わば全自動手術台みたいな感じ
器具出し係り >>>>>>>>>>>>>>>メカニックのコールする器具を的確にメカニックに渡す
必要の応じて メカニックの作業を補佐する
言わば外科手術出いう前立ちも兼ねる
こんな風に 工具は綺麗に並べられているのだ!
部品管理係 >>>>>>>>>>>>>>>>>> 取り外された部品を綺麗に拭いて管理する
組み込みの際は メカニックのコールにしたがって 部品を渡す
場合によっては 工具に部品をセッティングする作業も行う
照明係 >>>>>>作業に応じて 手元が暗くならないように 作業を把握しつつ 的確な照明を行う
(3日前 テレビでやっていた 医龍の停電下での心臓手術のシーン そのものだったみたいな・・・・・)
練習走行をつぶしてスタータをエンジンから取り外し分解、また組み立てなおし・・・・・。
20分でリペアをすませエンジンがかかった瞬間に「練習走行終了で〜す」とのアナウンス・・・・・。
「このコース、初めてじゃないから良いよね・・」とメカニック。
「いやいや走れるように直してくれたんだからあとはライダーが頑張るよ!・・・」とライダー各位・・・。
いざ本戦・・・。
コース最終コーナーにマシンを並べ、コース反対からライダーがマシンに駆け寄り乗車。
ルマン式スタートでの競技開始。
ライダー 位置に就いて よぉ〜い・・・
ど んっ!
. 各車 一斉に 好スタートを切る!
最初先行車にコースを阻まれ最後尾でのスタートとなるも(もともと 一番後ろのマシンポジションだから 最後尾・・)じりじりと順位を上げる第一ライダー。
約20分の走行で首位に立ち、更に2位に1周差をつけてピットイン。
第2ライダーに交代。
20分間ずっとストレッチを行なっていた第2ライダー、のっけからカットビモード!
. 第2ライダー カットぶ!
20分で更に2位との周回差を広げて最終ライダーへバトンタッチ!
給油も万全ガス欠の心配も無くすべては最終ライダーに・・・
給油 混合ガソリンを たっぷり注ぎ込む
後は任せた クラッシュキング 背中が大きく見えるぜ!
マシンは壊れずに走りきれるか?
ライバルから逃げ切れるか?
いつもは1100ccの大型バイクに乗るライダーがポケバイで全開走行!
残り数分最終コーナーで目前を走るライバルが転倒!
転倒したライダーをよける事は出来たものの転倒したマシンはよけきれず・・
そのまま体当たり!
ライバルのマシンをコース脇に跳ね飛ばし・・・。
それでも最終ライダーはバランスを取りなおし競技続行!
写真がありましぇ〜〜〜〜ん!
ごめんなさぁ〜い!
ライバルもあわててエンジンを再起動、競技に復帰・・・
(TV中継されるGP選手権ならマシン大破・ライダー大怪我・競技中断物のアクシデント!)
その後、更に裏ストレートで加速勝負をしたまま最終コーナーに突入して転倒するというハプニングをやらかしてくれた最終ライダー。
またまた
写真がありましぇ〜〜〜〜ん!
ごめんなさぁ〜い!
しかし転んでもハンドルを握った手を離さずにそのままバイクを引き起こし競技に復帰(エンストさせないところがすばらしい!)
はらはらの走行を楽しませてくれた最終ライダーは「そろそろペースを落とせ」というピットの指示にペースダウン。
ゴールの瞬間!
最後の数ラップを余裕のクルージングで決めて、2位以下のチームに7周の周回差をつけて見事に優勝のチェッカーを受けてくれました。
拍手で お迎え・・・
たかがポケバイと当初なめてかかっていましたが、なかなかどうして・・・
メカが単純、時間が短いだけに整備・走り方・作戦の立て方までミスをしてしまうとリカバリーする余裕がありません。
基本に忠実な作戦無しで優勝はありえない。
努力と実力そして時の運を味方につけて初めて結果の出せる非常に手ごわいモータースポーツです・・・
(因みにこの大人のポケバイ耐久は年齢制限があって若年者は参加できません・・・・ あくまでも 大人の真剣なお遊びです)
ゴールの瞬間に ガッツポーズ
走り終わったら まずはマシンのガソリンを回収
頑張ってくれた ライダー達
よく壊れずに 走り切った! R443
表彰式 表彰台に 乗り切れない・・・
子供用の表彰台に 入賞チームの全員が乗る・・・
○○○の物置じゃないんだけど こんなに乗って 大丈夫〜?
えっへん! 関係者一同の 記念写真
お弁当は サーキットからの支給品・・・
今日のみんなの晩御飯
ちょっと真面目な 記念写真
円陣を組んで食べる晩御飯の美味しいこと美味しいこと