2003
エビス
スーパー耐久
チャレンジカップシリーズ
第2戦 9時間

開催期日  2003年 7月6日 (日曜日)
開催場所  福島県 二本松市 エビスサーキット 
東コース


今回 改魔神が所属しているレーシングチームとは別枠で ハイパーレーシングデビジョンなる物を結成して エビスサーキットの9時間耐久に参戦する運びとなった

使用するマシンは 改魔神が所有 管理する アゼストベルノアンフィニCRX
筑波サーキットのタイムアタック用の 1600cc FFマシンだ

 

タイムトライアルでは ほぼ使うことの無い 無線設備を搭載しての 参戦だ。
競技車輌に付ける無線というのが なかなか難しくって
ただ単に積んだだけでは ほとんど 使い物にならない。
うれしいことに 我々は昔から この手のギミックな物が好きで
オートバイで無線を使いこなしているメンバーが居るので そのノウハウが生きている。
レース中 ピットボードを出さずに済むから とても楽チン


今回の仲間を ざっと 紹介しておくと・・・・・

1.  かむべ       筑波サーキットでの 改魔神のライバル その1。
2.  秀ちゃん      筑波サーキットでの 改魔神のライバル その2。
3.  のぶりん      筑波サーキットでの 改魔神のライバル その3 兼 チームメイト。
4.  よっすぃ〜     改魔神の チームメイト。
5.  ひろくん      改魔神の チームメイト。
6.  ハマー       改魔神の チームメイト。
7.  菊っちゃん     ひろくんの友人 。
8.  たっくん      改魔神の 友人。
9.  ヤナセ〜     ひろくんの 友人。
10. そして 改魔神

但し 今回 ヤナセ〜は 急遽 会社の昇格試験ということで レースは御休みに・・・
仕事とレース 天秤にかけてサーキットに来る奴・・居ないだろうなぁ〜〜
よ〜し ヤナセ〜の分まで ガンバロー!

特に注目なのは 今回専属のカメラマンを設けたことだろうか?
いつも 何かトラブルが起きたとき 頑張っている仲間を尻目に 離れたところから写真を撮っていると 「お前 ナニやってるんだ 手伝え!」と非国民扱い。しかし 後日みんなで写真を見ているとき「そうそう あの時は すごかったね ・・・でもって 写真・・・無いぢゃん てめ〜 何してたんだ カメラマンだろーが!!!?」と 怒られる。
今回 たっくんはカメラマンであって ピットクルーではない
トラブルにも一切手を貸さず すべてを撮り捲れ! これが 彼へのミッション!
おかげて今回 迫力のレポートがかける と言うものだ!! 


 前日の夜のうちに ピットに入るスタッフ達。

荷物を下ろして 準備 準備!

   そして お約束の乾杯!  
但し 今回はノンアルコールビールと ノンアルコールレモン缶チューハイ !
(しかし ノンアルコールレモン缶チューハイって・・・・・
 要は カンチューハイっぽい缶に入った ただのレモンジュースだった・・・・・。)

今回は こんな感じで走ろうよ なんて 話は弾む。 

 もう皆 気分は最高!!!!!

朝 ピットの中で 寝袋で寝てる奴。 

いい根性してるな 寝かせておいてやろう・・・
と 準備中も しっかりと眠っていた ひろくん。


  まだ 人気の無い ピットロード。

徐々に ライバル達が やってきた。 



今回のメンバーで 唯一 東コースの走行経験が無い かむべ。

一応 改魔神から渡された オンボードカメラのビデオで イメージトニングはしているけれど
不安そうな表情・・・・・ 富士 もてぎ 筑波等 多くのコースを走っていればこそ 
見知らぬコースを走る事の難しさを 人一倍 理解しているのだ。

  車検風景  検査員が真剣にチェック!

  

車検 合格!!  合格のステッカーを フェンダーに 貼ってもらう。


フリー走行 & 予戦



 ドライバーは かむべ  まずは 始めてのコースの下見。

皆に 1コーナーは 2速? S字は3速で突っ込んで・・・・ と 走り方を しつこく確認!

わー どきどきするよ 始めてのコースだよ  ね 本当に様子見だよ!!
俺 速く 走らないからね! 予戦ビッケで 良いんだよね!!!!! ← かむべ

大丈夫 大丈夫 ビデオのままだから!
筑波の 年間2位が 何言ってるんだよ!!!!!?
予戦でビリでも トップとは50メートルも差は無いの!
9時間にしてみれば 誤差なんだから 気にしない 気にしない!!  ← 改魔神

ホント おれ ゆっくりだよ! ← かむべ
イイから 早く 出ていけ! ← ハマー

かむべは 皆に追い出されるように コースイン!

事実 過去の耐久レースにおいて 入賞した時も 予戦は30位より上の事はなかったなぁ〜。
毎回 レースクイ〜ンの スタートまであと1分のプラカードは 点のようにちいさかったもんなぁ〜。

 しかし 走り出せば 気合出しまくり!!

ちゃっかり バトルもやっている。 

かむべ はえぇ〜ぢゃん! と ひろくん。

しかし 予戦結果は 28台中 27位
もう1台は 予戦を走らず 一発 ピットスタートから 本戦を走るというのだ。 
早い話 ビッケ!
まぁ 毎度の事ながら ここから どこまで 追い上げるかが 楽しみなのである。
予戦で 1位になっても 初っ端の1コーナーで 隣のマシンと接触して 車体を凹ませるだけだし・・
と 言い訳なんかを 言ってみたりして・・・。

だが待てよ 今まで予戦って 必ず30位以下だったような・・・
ってことは 今回 歴代予戦順位トップ!!!    んな  馬鹿な・・・・・ 


しかし ここで かむべから 重大な報告がなされる・・・ 3速ギヤ 9時間持たないかもよ・・・・。

そう 4月の筑波でのトライアルの帰り 突然異音が発生し 急遽 整備工場に 入院!
デフと 3速ギアの異常・・・・ すぐさま 部品発注するが 3速ギアが 入ってこない!
毎日 毎日 そばやの出前のように のびのびにされていく 納期・・・・・
1ヶ月 ミッションを開けたまま ギヤを待っていたが 6月のトライアルが近づいたため
止むを無く ミッションを組み上げ・・・。
6月のトライアルは なんとか 騙して乗りきったものの ギアはまだ来ない。
そして とうとう 耐久まで 間に合わなかったのだ・・・・ (ホンダさん お願いしますよ!!!)
一応 特別なギアオイルで だまくらかす事にして ドライバーの皆には アテンションしたのだが・・

症状が 予戦だけで 出てきてしまうとは・・・・・  こりゃ 前途 多難だ!!


本戦   スタートは 改魔神が つとめる。

 ギヤ なんとか だましてみっかぁ〜 と 改魔神。

ピットを後にする 改魔神。 

 と コース入り口で ライトオンの合図  なんで??

なんと コースは 霧!  視程は 50メートル程度。 
時間にして 約2秒 何も見ずに走れ と言っている様なものだ!

こんなとき 前面の 赤い識別灯が 便利なのだ!

刻一刻 スタートを待つ マシン達。

レ〜スクイ〜ンが 登場!

あと 3分で スタート!

あと1分で スタート!

 午前9時

 ローリングスタート!

これから 永い 9時間の戦いが 始まる!
コースに潜む 魔物の餌食になってしまうのか?
運命の女神は 微笑んでくれるのか!?


  快調に走る 改魔神。

ピットクルーも ひとまず 安心。 

 コースサイドで レースの進展を見守る ハマー と かむべ。

 1コーナーを走るCRX。 

バトルなんかも やったりする。 

しかし 3速ギアは すこぶる 調子が悪く 
改魔神は 最後の昇り以外は 1.2.4の変則シフトで走っている と 無線連絡。

 そろそろ 予定の 時刻 ドライバーチェンジの準備。
ガソリンも 給油の準備に入る。


改魔神が 62LAPの走行を終えて ピットイン。
給油容器を持った秀ちゃん かむべ 消火器を持ったのぶりんが 給油口に 駆け寄る!

 すばらしい ピットワーク !

うっ 次 ひろくんだよなぁ ヘルメットかぶらず写真に写ってるぞ!
おいおい 出番だよ 早く 準備してぇ〜〜〜〜!?

 ひろくんが 乗車したのを確認してから・・・。

一気に 給油作業!!

 給油 終了! ひろくんを 見送る かむべ。


 突然 ピットインしてきたマシン。
まだ 7時間半残っているのに・・・ エンジン ブローか?
この 悔しさは やった者しか 判らない・・・。


 いゃぁ〜3速 想像以上に よくないなぁ〜
                          騙しきれるかなぁ と 改魔神と かむべ。

 ドライバーチェンジが済むと 御約束のように おねむになる二人。


第1回目の 救済の開始

救済とは・・・  う〜〜ん まず〜〜い もう一杯! の 青汁ではない!
エビスサーキット独自の制度で 競技中に コースアウトして 自力でコースに復帰できなくなった車輌に対して 2時間に1回を目途として オフィシャルのレッカーが コースインして 引き揚げを 行う と言うもの。もちろん そのまま レースに復帰しても良い。但し 引き揚げ料として 10周が減算される。すなわち 救済直後に コースアウトしたマシンは 最悪2時間 皆の走る姿を眺めて 約100周のタイムロスをした上に 更に引き揚げで10周減算されることになる。まぁ そのまま最後まで さらし者になるよりも ずっと良い訳だ。 救済の間は ペースカーが 全競技車輌を先導して 追い越し禁止。 その期間を利用してピットインする作戦を立てているチームも 少なくない。 

続々と マシンが ピットインしてくる。

 
しかし 既にドライバーチェンジ ガソリン補給を終えた我々のマシンは 
ペースカーの後に付いて カルガモ状態 ひたすら 周回数を 稼ぐ。


フルコースコーションが解除され 果敢に攻めの走りを見せる ひろくん。
しかし 3速ギアをいたわった走りでは 思うようなタイムは出て来ない。
毎回 表示されるラップタイムに 焦りの色は 隠せない。


あの ブ〜ブ〜かっこいい ぼく 大人になったら あの ブ〜ブ〜の レーチャ〜に なゆの!
突然の ファン倶楽部メンバーの応援に レ〜スクィ〜ンも たじたじ?


ひろくんが ピットイン 60周を走ったことになる。
なんと 順位は 16位!。
またまた ピットでの 戦いが 始まる。

給油作業が終わったら すぐに計測器の交換が出来る様 テープを持って 合図を待つ 菊っちゃん。
秀ちゃんと のぶりんが 給油容器を構える。 後ろでは 2本目の容器と消火器を かむべがサポート。
改魔神が 作業の合図を送る。
このころ 車内では よっすぃ〜が 一人で 6点のシートベルトと格闘していた!


最後の1滴までガソリンを飲みこんだCRXは よっすぃ〜と共に コースに飛び出していった。

 1コーナーで バトルする よっすぃ〜

しばらく 安定しなかったタイムが 突然安定し始めた。
「3速ギア どう?」との 無線の問いかけに よっすぃ〜 応えて曰く。
(以下 事後の よっすぃ〜のレポートより抜粋)

私の順番になりコースイン、
3速がだめだと話には聞いていたが実際運転すると本当にだめである。
慎重に操作しても2速から3速にシフトアップすると必ずガガッッッッとなる、
ミッションを傷めないようにするには毎回のシフトチェンジに2秒程度かかってしまう状態、
この東コースには一周あたり8回のシフトチェンジがある、
これではクルマもドライバーも長時間走り続けることはできないだろう。
そこで、ダメージの大きい2速から3速へのシフトチェンジは使わず、3速と4速でのみ走ることをまず考えた、
そうすれば一周あたり4回のシフトチェンジで済むことになるのだ。
しかし2速から3速への時ほどではないが、4速から3速への時でもガガッッッッとなる・・・
・・・ここまで考えるのにコース2周。3周目には3速のみで走ることを考えた。
3速のみで走るとオーバーレブしてしまうポイントが2箇所あり、アクセルを緩めなければならないのだが、
3速でアクセルを緩めるのと、4速全開で行くのでは
一周のタイムを考えるとそれほど変わらないことを過去の経験から知っていたのである。
4速に入れるのは低燃費とエンジンへのいたわりを考えた結果であり、今回の状況から考えると答えは一つだった。
3速全開で常にタコメーターに気を配りトップスピードではアクセルを緩めるという走り方で
60周を走り続けたのであった・・・・・・
。」

 しかし 走りに余裕の有る よっすぃ〜 カメラ目線。

ここでも また カメラ目線。  

 超ズームで 遠くから狙っているのに やはり カメラ目線。

バトルしているときは さすがに 前を向いていた・・。


この時 ピット裏では のぶりん 秀ちゃん かむべの間で 大問題が 発生していた!!!

この後 4時間半の 乗車を どの順番と するか?????

結局は 改魔神の提案で じゃんけん と 言うことになった。


よっすぃ〜が60周を走り 予定時刻を過ぎて 帰ってきた。

 他のチームのピットイン車輌も 無く グッドタイミング

毎度の 給油風景。 
のぶりんの ベルト締め付けを見守る かむべ。

 給油終了! ベルトの締め付けの確認!

 車輌の前に立ち 最終確認をする ハマー。

かむべの右手が OKを示している!

 のぶりんが コースイン!

のぶりんは じゃんけんで 一番 勝ったのだ!! アンカーほど 精神的重圧が 大きい!

他に もう一つ 理由があるのだが・・・・・ 3人の中で その理由は のぶりん以外誰も知らない・・・。


痛々しい・・・最後まで こうはなりたくない・・ 皆の 願い・・


次の出番は 俺だ! 精神統一する かむべ。

車から 皆の居場所がわかりやすいように!!  
かむべが 旗を持ってきた

  「ごめんなさい スピンしちゃいました!」
のぶりんの無線に 一同 ドキっ!!
でも 何にも無くって ほっ・・・・・・・・・。


で さぁ タイヤ どうする?  ← かむべ
始めの頃の雨のおかげで そんなに減ってないし・・・← ハマー
まぁ 3速が逝ってるってのもあって これからも 無理はしないから 減りは少ないな← 改魔神
追い上げも 結構良い感じだし 次の交換 止めちゃおうか ←かむべ
もたせられるか?←改魔神
うん ここは 懸けてみようか! 無理はしないよ!← 秀ちゃん
よっしゃ 次に見るだけ見て 行けそうなら 行こう!← 一同
ダメなら 最後に 交換すれば良いや 左前だけ 注意ね← 改魔神
とにかく 入ってきたら 水をかけて タイヤを冷やそうよ←菊っちゃん

こんな会話がなされて 本来6時間目での前のタイヤ交換は キャンセルとなった。
「うん 僕も それで行けると思う かなり だれているけど 3時間は 行けそうだな
 ただ 左の前は 怖いから 入ったら 目視確認してね」← のぶりんからの 無線での レポート


  そろそろ スタートから6時間

ドライバーチェンジ かむべの出番だ!! 気合の入る ピットクルー。

やる気 満々の かむべ。


のぶりんが ピットイン 66周を走っての 帰還だ。
アクセル踏んでも所詮3速で伸びがない、
でもブレーキは良く効く、
ならばブレーキで稼ごう、と頑張っちゃった分
後ろの人に影響が出たカモ?とちょっと反省。
普段ならしない(?)スピンもやっちゃったし・・・とは のぶりん 談。


でも 何だかんだ言って この時点で 11位まで 順位を上げていた。

 ピットロードをスピード違反ぎりぎりで書けぬけ 仲間の元へ!

 
マシンに乗りこみ なれた手つきで ベルトを締める かむべ。

マシンから降りて たまたま歩いてきたレ〜スクイ〜ンを見つけるや否や
カメラマンを呼びつけて ポーズを取る のぶりん。
しかし 良いタイミングだなぁ〜。
(おい カメラマン もうちょっと ピンぼけにしておくとか・・ 
   カッコ良くとりすぎだゾ)←その他のメンバー一同

 そんなこととは 知らないで・・・・・

かむべは 頑張っています。  

 カソリン まだ そんなに残ってるの??

だったらさぁ 走れるだけ 周回 稼いじゃってよ!! 

 了解!30分は余計に走れるよ きっと←かむべ

そんな作戦があることなど 知る由も無い よっすぃ〜。 

爆睡モード!!

 もう一人 入れ替わっての 爆睡モード。

どうやら このイスに 眠たいオバケが とりついているようだ。

 「お〜い そろそろ ガソリン 無くなりそうだぞー」

かむべからの 無線。

更に 無線は続く・・・・・
「あの〜さぁ 秀ちゃんに 伝えてよ〜
 ブレーキは いいんだけど ガツンと踏んじゃダメね
 そっと踏まないと
 あと 踏むときは ハンドル まっすぐでね
 曲がってると つつ〜っって 廻っちゃうからさぁ〜」

そして それを聞いて 納得するむ 秀ちゃん。

時を同じくして 最後の救済で フルコースコーションになる と言う 場内放送!
ラッキ〜! 「カムちゃん 戻っておいで〜!」 ← ハマー
「あいよ〜 まってましたぁ!」← かむべ

「ペースカー入るなら タイヤ 換えても良いかもなぁ〜 きついわ。 」

私が走ったときは、タイヤもブレーキもヘロヘロ
なるべくブレーキは優しく踏み、温度上昇を抑え
ハンドルを切る角度(舵角)も浅くして、タイヤの摩耗を抑えて走ったつもりです。

通常のラインとは全く異なりますが、シフトチェンジもなかったので、
余裕があるので、助かりました。
左タイヤに負担が掛かるコーナーは全て大回り。タイヤカスを拾って挙動&グリップ
が低下しても
ガンバりゃ何とかなるもんだ。・・・・・ とは かむべ 談。

最後の ドライバーチェンジ! 秀ちゃんも 十分に 気合が入っている!
何しろ 今日の為に 1週間前に 一人で 90分の全開走行練習を2セット
更に 昨日は エビスサーキット東コースを 事前に自主練習走行した ガッツマンだ!


かむべは 78周を走って ピットインした。
時間にして 約30分 多めに走ったことになる。

ピットクルー全員での 御出迎え。
燃料補給チーム ひろくん のぶりん 菊っちゃん
無線確認 改魔神
タイヤ確認 ハマー
ドライバーサポート よっすぃ〜
そして ラストドライバー 秀ちゃん

秀ちゃんが 乗りこむや否や
今まで走っていた かむべまで ヘルメットを脱ぎ捨てて ピットクルーに 加わっていた!

青白い 煙を吐く 左前タイヤ・・・ もう 限界なのかもしれない・・・・。

 ダメそう と言う ハマーの一声。 改魔神が 左前に走る。


 給油作業の図 なんか ルマンのようで かっこいい!!!!???

 ダメ! 左前だけ タイヤ交換!←改魔神が 叫ぶ

ハマーが ジャッキを差し込み よっすぃ〜が 1本 タイヤを持ってくる!
のぶりんが トルクレンチで サポート
なんと メインで タイヤ交換をやっているのは さっきまで 走っていたかむべだ!
なんと言う ガッツマン!!

よっしゃ 行って来い!!← かむべ 


左前のタイヤもバースト寸前トレッド面が剥がれていたけど、
走り出して40分ぐらいから、バタバタ言い出していました。
まさかフラットスポット?とは思ってましたが、ピットに連絡したところで、
このままじゃ引き下がれないよね。我慢して走ってましたが、最終コーナーの突っ込
みは、毎回、ブローを予測しながらの緊張した状態。

ピットに戻れた時は一安心。タイヤを見たら危ない状況。
そのままじゃフィニッシュは厳しかったかも?)・・・・・ かむべは 思い出すように 語った。


秀ちゃんが コースイン 残された時間は 約1時間。
無理をせず 着実に 追い上げる。

 コースインと同時に バトル 開始!

 なんとか 行けそうだなぁ と語る ハマーと 改魔神。


9時間後 とうとう 永い戦いに 終わりがやってきた。
3位までの追い上げには あと1歩だったが 皆 良く頑張った!

午後 6時

ゴールの瞬間!
 やはり このカットが レースの中で 一番 絵になる!!!
(ゴールの数週前から ゴールのときは ライトを点けろ!とか 
コースの右を走って 極力 チェッカーの真下を通れ とか
とにかく このカットを撮る為の 注文が やたらと沢山 秀ちゃんに伝えられた。)

(序盤は抑え気味で走り、中盤は怒濤の追い上げ、
終盤にさしかかり、上位への追い上げがキツクなり、
プッシュしたらタイヤとブレーキへの負担が掛かることから、
ロングランで走ることとなり、無交換作戦に切り替え・・・・・。

ミッションが序盤から不調でありながら、各ドライバーの順応性が非常に
高かったと実感してます。3速走行での追い上げは、感動モンでした!!
もちろん、2&4の変速シフトでの走行もナカナカです。
走行順序や、タイミング、ピットワーク、作戦、監督・・・。
全てバランスが取れていた結果、
トップシングルで終えた事は、当然といえば当然です。
チームワークで勝ち取った様なものです。・・・と かむべは語る。)

(初顔合わせの方もいらっしゃったにも関わらず、
それを微塵も感じさせないチームワーク、素敵です。
少しでも速く、でも確実にゴールを目指すため、チームが
一丸となってレース運びをする。チームワークってこういうことなんだなって
あらためて感じました。感動の大きさは、レースの種類や規模には
関係無いんですね。
CR−Xの頭上をチェッカーフラッグが舞ったときはチョット涙がでました。

カメラマンのたっくんは こう語っていた。)


ウイニングラップを決めて ピットロードに戻ってくる CRX。

 ピット前で 皆に出迎えられる 秀ちゃん。

参加台数 28台 総合9位
ナンバー付き車輌 参加6台 
クラス 4位


そして ヘルメットを脱いだ秀ちゃんを待っていたものは・・・・・

湯煎で 泡が立ちやすくなっている 熱燗ビールのシャワーだった!

逃げる 秀ちゃん。 追いかける よっすぃ〜。 迎え撃つ 菊っちゃん。
可愛そうだけど 
じゃんけんで負けて ラストドライバーに決ったときに
最後まで 精神的に安心できない重圧
ゴール後の この
儀式の生贄になることが 運命付けられていたのだ!

当然 のぶりんは こうなるであろう事は 十分に予想していて
じゃんけんで 4番ドライバーに決ったとき 心底から ほっとしたのであった。
かむべは この光景を見て 5番ドライバーと言うポジションに 感謝したに違いない!!

 3速ギアの痛みに耐えて 良く頑張った! 感動した おめでとう!

9時間を走りきった CRX  

ボンネット上の至るところに タイヤカスにヒットされた 黒い痕が 点点と 残る。
耐久を走りきったマシンにだけ残される 勝利の女神の祝福か?


 いゃぁ〜トップテンに入れたんだから 上等だよ!
気分は 優勝だよ!
   と語る かむべ


ハイパーレーシングデビジョンのメンバーと 
マシン「アゼストベルノアンフィニCRX」での 記念撮影


 写真を取り捲ってくれた カメラマンのたっくん


 
当日24時 サーキットから チームのベースに無事帰還。

 さぁ 早く帰って 明日から いや もう 今日から 仕事だぞ〜。

あっ 俺 万が一のこと考えて 月曜日 有休とってたんだ! ラッキィ〜!
皆 仕事 頑張ってね〜 よ〜し 俺は昼までぐっすり 眠るぞ〜〜!!!

しかし 今回の結果
ゆっくり考えると 悔しいなぁ〜
参加台数から ナンバー無しのBクラスは 6位まで 賞典授与
ナンバー付きのNクラスは 3位まで 賞典授与

総合1位は bクラスの1位
総合2位は bクラスの2位
総合3位は bクラスの3位
総合4位は bクラスの4位
総合5位は bクラスの5位
総合6位は nクラスの1位
総合7位は nクラスの2位
総合8位は nクラスの3位
総合9位は うちら
総合10位は bクラスの6位
つまり 俺等だけ 手ぶら・・・・・ ううぅぅぅ〜〜〜
この 悔しさをばねにして また 頑張る かぁ〜〜