レポート その4
ベンがピットイン!
タイヤ交換! 6番手のヌマッチにドライバーチェンジ。
このタイヤ交換作業も早い!
ドライバー交換 給油 タイヤ交換で 5分もかからない!
多分 今日参加のピットクルーの中で 最速のピット作業だと思う。
交換後のタイヤ・・・・・もう 充分に元は取った。 御苦労様でした。
暖まりにくいNewタイヤだが、アウトラップは徐々にタイムアップしていく。
いつアルテがタイヤを交換するのかウキウキしていた。
もはやCRXは危険なギャンブルを仕掛けることもなく、ただただラップを重ねるだけである。
アルテが15秒台、CRXが20秒台。周回遅れになるには16周かかる計算になる。
1時間30分の走行で4周ラップされるので、まだ優勝圏内。しかーし、
アルテのピットを覗いてみるとスペアタイヤなんて無いじゃないですか!?
無交換?計算崩れちゃいました。
しかも、アルテは唯一速いドライバーが乗りまくっている。
長いスティントで1時間28分を乗り切っている。マズイ展開っす。燃費も良いじゃん。
7周差に広がり、通常での逆転は不可能!!
←出番も終わり しっかりと体力回復を図るよっすぃ〜。
←机の下で 作戦を考える 総監督 青。
勝つ条件として、
CRXに残された道は、
1,ぬまっちが目一杯ガス欠まで乗り切る。
2,次ののぶりんにも目一杯頑張って乗り切って貰う。
3,アルテのタイムが極端に落ちる。またはトラブルを起こす。
しかなくなりました。
とりあえずぬまっちにはガス欠寸前まで走ってもらう。
← 本日の7番手 のぶりん。
7番手にのぶりんが乗ったが、慢性腰痛で体力的には無理が出来ない。
のぶりんが目一杯乗り切ってゴールする筋書きも考えたが、ガソリンも微妙に足りない。
燃費走行じゃなく、タイム重視なのでそう長くは乗れない。
ただ ベンから報告のあった2速のトラブルが どうもギアの問題ではなくて
ドライビングポジションが原因の操作性によるものなのか?
はいりづらいと言えば入りづらいが 問題なく使えることが唯一の救い。
最後の1時間45分をのぶりんとかむべで走ることになった。
アルテの動向は、相変わらずの15秒ペース。このままでは女神は微笑まない。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
絶妙なコーナリング at 便所コーナー。
ガソリン残と、残り時間を考慮してペースアップしたいがブレーキの効きが悪い。
2位狙い、あわよくば1位を目指していただけに苦渋の選択だった。
のこり1時間チョイで逆転は不可能なことは十分解っている。
こうなったら、少しでも詰めてみよう!
かむべが乗るからには、筑波のチャンピオンの意地にかけて出来る限り詰めてもらうしかない。
ブレーキの効きが悪いが、タイヤも暖まっているしソコソコいけるはずだ。
最後はタイムアタック!詰めるだけ詰めて あとは相手のミスに付け込んで 一気逆転を狙う。
無線もドリンクも不要かと思ったが、不測の事態もあるため装着し かむべが乗車。
相変わらずのピットワークの早さ。感心感心!
アウトラップでのタイムの落ち込みも無駄だと言うように 飛ばしに飛ばすかむべ。
2周目で17秒フラット。以後16〜17秒前半ペース。やばいほど速いなあ〜。
「何か 捨ててるぞ きっと・・・・・ 無碍の境地?」
「ギリギリ限界、4輪スライドしてるし、もうこれでゴールなら無理しちゃえ〜!
タイヤはなくしても 帰り用のタイヤはちゃんと有るし・・・・・。」
「でも このペースで周回を重ねるのは結構きつかったです。
いっぱい汗をかきました。汗が目にはいるほど走ったのは久しぶりです。」
ここで、悪魔がささやきました・・・。
「記憶に残るような走りをしよう!」
1位が無理なら、今日のチームベストラップしかないでしょ!?
「はい、狙います!」
16秒フラットでも物足りない。
あとチョット頑張れば15秒!そう考えながら走って15秒出した。
達成感に満ちあふれた状態で、おまけが付いてきました・・・。
1ヘアで止まりきれずにコースオフ。
(「人には絶対コースアウトするな!って 言っておきながら!なんだお前は!?」←メンバー一同。)
「ごご ごめん でも おいらのはコースアウトぢゃないんだってばさぁ〜
コースオフ オフ・・・ね」←かむべ
「何とかメンバーには見られずにタコ踊りで復帰し、
後続車両を押さえ付けて順位等はそのまま。
その時のタイムが19秒・・・。せっかくのマージンをパア〜にしちゃいました。
あと20分との連絡で、クルージングすることなく自分なりにプッシュプッシュ。
楽しむっきゃないっしょ!?十分楽しんじゃいました?。」
かむべ氏は 語る。
ピットからの無線の指示。
「あ〜 かむべさん チェッカーの時は旗の下を走ってくださいね。
カメラ ばっちし構えてますから・・・。」
「了解ぃ〜! ばっちり かっこよく写してよぉ〜!」
しかし かむべは 「坂道は見えにくいんですよね・・・。」と 言い訳する。
レコードラインでチェッカーを受けちゃいました・・・。
残念!!切腹!!
どズームでベストアングルを狙っていた たっくん。
あわててカメラでCRXを追いかけるも・・・・
レコードラインで 最高速のマシンを追いかけるのは至難の業!
被写体をど真ん中で捕らえてしまう 悲しい性・・・。
(あぁ〜 後少し カメラが左を向いていれば・・・・・
・・・なんてことは 決して申しますまい・・!)
あれよあれよという間に CRXは 第1コーナーに・・・・・・・。
たっくん すごぉ〜〜〜〜く 渋い顔。
「この間ヘマって皆にさんざん言われたから・・・・・
今回は完璧なアングルで決めてやろうと思ってたのに・・・・・
今回のミスは 私のせいじゃないですよ!
かむべさん むせんで 了解って 言ったんですから!!!」
たっくんの 力強い言い訳が 延々と続く・・・・・・・・・。
←全身脱力感に襲われる たっくん。
みんなで9時間を無事に走り終えた達成感と、展開を有る程度予測しコントロールできたこと、
あと少し運が良ければトップになれたこと。いろいろありますが、とにかく良かったです。
←気分は優勝祝いのメリーゴーランド!
中途半端に取り組まず、素人衆団が結集し、結果も良ければ言うこと無し!
心地よい疲労感が漂いました。
2005年
6月25日
エビス スーパー耐久シリーズ
第2戦 9時間
総参加台数 16台
ナンバーつき 4台
ナンバー無し 12台
アゼストハイパーレーシング
アゼストベルノ∞-FK-CRX
走行時間 9時間41秒687
周回数 382Laps
トップ差 66Laps
総合 6位
ナンバーつきクラス 準優勝
ところが Nクラスは参加台数が少ないから 表彰は1位だけ!
うっそぉ〜〜〜〜!!!?
トロフィーはないけど立派に表彰台には登りました。
一位のメンバーが2位の表彰台まで占領し、また、花輪まで横取りする始末・・・。
「あ!それ 俺らの花輪・・・・・!」
しかし 優勝の彼等が そんなことを聞く耳を持っているはずが無い!
表彰台の上でおおはしゃぎ!
ならば こっちはこっちで・・・・。
横にいたエビスギャルを巻き込んで うちらだけの記念撮影!
アルテのメンバー ざまぁみろ エビスギャルは うちらのカメラ目線だぞ!
わぁ〜〜〜〜っはははっ!
これがエビスの良いところ!?
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あとで ちゃっかりと 花輪をゲットして 記念写真の ベンと ぬまっち。
次回も戦略を駆使して勝ちに行きましょうよ!
欲って出るとコワイデスネ〜。
もう、優勝しか見えませんし、考えられないです。
今回初めて出会った方、初めて一緒に走った方もいて楽しかったですよ。
スリリングな展開で、新鮮ですね〜。
編集後記
今回は ファイナルドライバーを務めた チームダイレクターのかむべ氏から
レポートを テキストデータで戴いたので ページの作成が大幅に楽になりました。
また今回は ハイパーレーシング参加各位から 写真データの提供を戴きました。
その量 なんと1G!
かむべ氏のレポートに 更に皆さんからのレポートを追加して 写真を貼りつける・・・。
テキスト作成の苦労が少なかった分 写真選別の手間が多かったような感じです。
たっくんの写真は 500メガ以上の大量な傑作ぞろいですが
今回は 未公開映像をたくさん作るってのもわるくないなぁ〜 ってことで
HPではベスト4枚のみの採用としています。
(私が いいなぁ って思う写真を全部乗っけると・・・
ページが100メガくらい 楽に言ってしまいますから・・・・・。
ちょっと もったいぶってみました。)
当然 今回参加されたメンバーには 全てのデータをCDにして配布します。
年賀状の画材として 傑作の写真ぞろいです。
HPだけ御覧の皆さん 見たいでしょう〜・・・・・?
それは ひぃ〜〜〜〜みつっ!
この後 キャンギャル特集 更に 今回初の立体写真集を おたのしみください!
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