PERCUL
LAPCOM  VX-2000 

使用 インプレッション by  ADDEST Racing Team


今回 我々が使用した 最新兵器に就いて ご紹介しておきましょう

今までの問題点・・・・・
ラップタイムを 毎周 コースサイドで測って ドライバーに知らせていた
サインボードを使うと どうしても 
1周遅れの情報になってしまう
無線でリアルタイムで伝えることでも解決できるが 時々 計算に熱中していたりすると
ストップウォッチを 押すのを忘れてしまうことがある
なんとか 自動的に ドライバーに リアルタイムで ラップタイムを知らせるものは無いか?

筑波サーキット ツインリンクもてぎなどでは コントロールラインに マグネットが埋設してあり
マグネットを検知して自動的にラップタイムを測ってくれる 
P−LAP なる商品が 出まわっている
最近 HKSも 同様の商品を 発売したようだ・・・

しかし エビスサーキットは マグネットが埋設されていない・・・・・
どうしたものか・・・・・・・・・・・

しかし ありました 丁度もってこいの計測システムが!!!
それが この VX−2000 と 言うわけです


   ダッシュボードのディスプレー
こんな表示器で 
オプションを付ければ いろいろな情報を表示できる
もちろん ラップタイムも 表示される

とにかく 今回は 手っ取り早く 金具に ナイロン帯で 固定してみました

  受光部を 窓の内側に取り付ける

これが センサー 
検知するのは マグネットではなく コース脇から投光される 赤外線
(投光器は オプション・・・当然 購入した)

 本体の収納BOX

 中には スポンジに包んだ 本体が

これが 本体
ワンタッチで 取り外せるように 適当なを見繕ってみました
この箱を 車体に固定
スポンジにくるんだ本体を押しこんで 蓋を閉めると そこそこ 格好が付きます
箱には 電源 信号 その他のハーネスを通す孔を開けて 一応グロメットをはめてみました
本体は 内蔵のバッテリーと 外部の12V電源を組み合わせることで
耐久レースでも 最後まで 連続動作が可能です
(って 今回は 8時間で リタイヤしてしまいましたが・・・・・)

 コース脇の 投光器

 こんな感じで コース上を狙っている

投光器
写真の三脚で コース脇に設置
防水構造ではないので 2リットルのペットボトルで 防水カバーを作ってみました
他所のチームと混信しないために 16チャンネルの 識別が可能
ただ 近づけすぎると 赤外線が 混信するらしくて そこそこ離す必要があるらしい

(うちらの 投光器の隣に どこぞのチームが 後から来て 確認も無しに
 かってに別の投光器を設置していってしまったけど 一応 問題は無かったみたい・・・)

電源は フル充電で 強モードで8時間 弱モードで12時間らしい
(うちらは ピットから サインボードエリアまで AC100Vを 空中配線してしまった・・・)

 みえるかな〜 100Vの 配線・・・

見えない! との 皆さんのお叱りに答えて ちっと 細工しました
本当は すごく細い 電線です・・・・
既設の施設と 見事にどうかして 目立たずに しかし 十分に 機能してくれました・・・

使用インプレッション
ドライバーにとっては リアルタイムで ラップタイムが判るので 評判は良かったようです
コース脇のタイムキーパーが ストップウォッチを押し忘れても 特にドライバーに影響は無いし
サインボードをいちいち出さなくて良いので すごく お気楽・・・・・
ピットの中から 遠めにストップウォッチで レースの流れを把握しつつ
ドライバーとは無線で話す と言う 超楽チン監督モードが実行できます

今回の 評価点は 100点満点中 50点!
なんか やけに低い評価と お思いでしょうが・・・・・
実は 今回は 我々が 50パーセント程しか 機能を 使いこなしていないのです
そう言った意味では 50点満点中の 50点 ですね
オプションをつければ 色々な事が出きるのですが 
今回は 購入がレース2週間前 と言うことで タイム計測しか 使ってないのです

(使い方について 毎日のメール攻撃に対して 快く 教えてくださった
パーカルの Kさんに 感謝です  今後とも 宜しくです・・・ m(_~~_;)m・・・ )

この ラップコムは オプション無しの状態でも ECUから情報を取り込むと
タコメーターと スピードメーターの表示をすることができるのです
タコメーターでは シフトタイミングインジケーター機能も有るし
測定結果を PCに吸い上げる機能もあるのです
確かに お高い買い物でしたが 満足度は 100パーセント です 

次回のレースでは もっと 使い込んで より効率的なレースを営んでみようと考えます


ご注意
このページは ラップコムを購入し使用した我々が その使い勝手に付いてレポートしたものです
いわば 
買って使った我々の 自慢話として 読んでください
詳しいことは このページの 一番最初の 
PERCULの文字をクリックしてください